命から生まれた革
革は製品の材料でしょうか。
それとも、材料以上の物でしょうか。
動物から「動き」が失われ、
【物】となって人の手に渡る革は、
人類最古の素材と言われています。
ここ青森では、50年ほど前まで
動物の肉・皮・毛を余さず使い尽くし、
纏い、寒さを凌ぐ風習が根付いていました。
そのおかげでしょうか。
この土地に住む人々は、
動物や自然への畏敬の念が強いと感じます。
【 五分 】は青森県五戸町から発信する
馬革のブランドです。
五戸(ごのへ)は古くから馬の町として栄え、
人と馬とが支えあって暮らしてきました。
時代の流れにより、馬に乗る人は減りましたが
馬肉や桜鍋は町の名物として親しまれています。
その副産物である「馬皮」は
活用が難しく廃棄されていました。
革産業のほとんどが
海外から輸入した皮を原料とするなかで、
五分は国産の馬革づくりに挑戦し、
人の手に渡るプロダクトを手掛けていきます。
GOKAKU WALLET
<五>の形をなしたストラップウォレット。絵馬のように、お守りのように日々を共に。
A SHOULDER BAG
革を無駄にせず、少ないパーツで構成されたスモールショルダー。ストラップを絞ることでハンドバッグにも。
A TOTE BAG
A4サイズが縦/横で入る大きめトート。たすきがけできる<Long>と肩がけの<Short>の2サイズを用意。



